【発達検査とは?】ASDっ子と新版K式発達検査
発達検査というものがあることをご存じでしょうか?
うちの子はなんか他の子と違うような気がするけど、大丈夫なのだろうか…
新版K式ってたまに聞くけどどんな検査なんだろう…
など、子どもの発達を気にしない親御さんはいらっしゃらないと思います。
そこで、今回はうちのASDっ子ナリ氏は過去2回新版K式の検査を受けていますので、どんな検査だったのかをお教えしたいと思います。
なお、覚書ですので、すっかり忘れてる内容もあるかもしれませんが、覚えてる限り書き出したいと思います!
新版K式発達検査とは?
ナリ氏が一番最初に発達検査を受けたほうがいいと言われたのは、年少さん(4歳)のときでした。
当時の保育園の担任から、毎回お母さんも息子さんについていくつも説明するのはしんどいでしょうし、書面に残しておけば来年度にも引き継ぎされて、息子さんのことをまた1から説明しなくてもスムーズに話せるのではないかとの提案からでした。
その時はまだASDの診断は出ておらず、まだ病院にも受診していなかったので、担任も最初から病院にいくのはきっとハードルが高いから、保育園でも発達検査はできるからやってみましょうと教えてくださいました。
新版K式の検査結果には、
姿勢ー運動⇒身体発達(0歳から3歳まで)
認知ー適応⇒目で見て理解したり、操作する力
言語ー社会⇒言葉で考えたり、表現する力
全領域⇒総合した発達段階
この4分野にわかれて、数値が出ていました。
年少のときは、ナリ氏と検査者の二人で教室に入り、検査をして後日検査結果が知らされるというものでした。
この新版K式の検査は、発達障害を指摘するようなものではなく、弱点を見つけてそれをこの先少しでも克服していくアドバイスがもらえるという前向きな検査であることがわかりました。
もちろん数値によっては、すぐ病院を受診してくださいと言われる場合もあるかもしれませんが、ナリ氏は発達の参考にしてくださいねと言われたくらいでした。
その後、やはりなかなか言うなれば個性的なナリ氏は、療育に行ったほうがいいのでは!?との思いから、保育園で連携をとってもらい、療育先から療育を受けたほうがいいでしょうとのことで、無事に療育先とつながることができました。
そして、市で独自にやっている5歳児発達検査というものが年中にありました。
結果は見ての通りといいますか、思ったとおりといいますか…😂
さすがに、これは一度病院に行かねばなるまいと心に誓って、早速児童精神科の病院を予約したのでした。
結局、ASDとの診断をいただいいたのですが、そのおかげで病院とも連携でき、発達リハビリを月1で受けられることになり、療育も週1で入れることになり、良いことばかりでした!!😊
ちょっと新版K式の話から脱線しておりますが、のちに病院で2度目の新版K式の検査を受けることとなりました。
新版K式検査内容
1度目はナリ氏と検査員の二人でやったと上で書きましたが、なんと2回目の年中の終わりに病院でやった検査は、私も一緒に見学できたのです!!
どんな検査なんだろうと思っていたので、その検査内容が知れて安心しました。
覚えている限りでは、ものすごく沢山の指先を使う遊びをやっていた印象です。
- 積み木を検査員が作ったものと同じように真似します。
- 次に積み木を見えないように仕切りをして、検査員が積みます。
- 検査員が口頭でナリ氏に教えます。
- それを聞いたナリ氏が聞いた言葉を理解して、積み木を積みます。
- 同じかどうか仕切りを外して答え合わせをします。
ナリ氏は隠されると同じようには作れませんでした😂
次はボールペン組み立てです。
- 検査員がボールペンをバラバラにし、1から組み立てます。
- それを参考に後の5本ばかりのバラバラになっているボールペンをナリ氏が組み立てます。
- 検査員はタイムを計っています。
これはなかなか早くできたように思いました!!
次は話の組み立てでした。
- 4枚のカードを話の順番だと思うように並べます。
- 1枚目から順番に物語を話していきます。
こんな感じだったと思います。
ナリ氏はまぁまぁだったと思います😂
次はボルトとねじの固定でした。
- 検査員が丁寧にボルトの止め方を見本を見せながら教えていきます。
- ナリ氏が一人でボルト固定をやってみます。
これもどうやったのか覚えていられず、できませんでした😂
次は紙に、三角や四角や丸などを書いてみるというものでした。
ナリ氏、マジのマジでギリギリ合格でした…。
次は、カードをみて誰がどうしているのかというものを理解し話してほしいと言われていました。
ナリ氏、全然わかってなーい😂
表情の理解が全然ダメでした。
最後は紐に〇▽◇を検査員と同じようにいれられるかどうかでした。
検査員はタイムをはかっています。
これはできていました。
その他にもいろいろあったと思うんですが、ポンコツ頭は覚えていられませんでした😭
所要時間は1時間くらいかかってました。
しかし、ナリ氏はこの日お昼寝をせず、午前中は療育へいってヘトヘトの状態でよく頑張っていました😭
コンディションとしては最悪だったわけですが、いつでも最高のパフォーマンスができるとは限らないので、むしろコンディション最悪の時でよかったのかもしれないと思いました!!
そして後日検査結果が届きました。
こんな感じですね。
プリントの下には、検査時の様子・まとめ・アドバイスが書かれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
新版K式の発達検査は前向きな検査であり、アドバイスもいただけるので、どんな遊びをしたら効果的か、トラブルがあったときどうしたらいいのかなど丁寧に書かれています。
強みの面も書かれているので、ここを伸ばしていってあげるといいとも書いてありました!!
発達に不安がある親御さん方誰もが受けられるわけではないかもしれませんが、このような発達検査もありますので、参考になれば幸いです。
もし、発達に不安のある親御さんは病院ではなくても、保育園で受けられるところもあるかと思いますので、園に相談してみてもいいかもしれません。
都会だとコロナの影響とかもあって厳しいかもしれませんが、一人でも多くのお子様が適切な支援を受けられますよう願っています。
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